ライスレジン クリアファイルが環境に優しい理由とは? 2つのキーワードについてざっくりまとめました。

突然ですがライスレジン®をご存知でしょうか?

日本一の米どころ、新潟のベンチャー発のお米が原料のバイオマスプラスチックです。

 

バイオマスプラスチックは、生物資源を原料の一部に使用したプラスチックで、石油資源の使用量を削減できるほか、カーボンニュートラルにより、廃棄後に焼却しても大気中のCO2(二酸化炭素)を増やさないため近年注目されています。
近年SDGsの取り組みが加速し、石油由来のプラスチックに替わる環境負荷の少ない素材が増えてきました。生物性資源を原料に使用し製造されるバイオマスプラスチックもそのひとつで、原料にお米やそば、コーヒーなどさまざまな資源が使われ始めています。

ライスレジンの場合は国産のお米を原料の一部に使いますが、食用のお米ではなく、主に食べられなくなった古いお米、飼料にもならず廃棄されてしまうお米のほか、お菓子や日本酒の製造過程で発生する粉砕米などを使って製造されます。非食用の資源米を原料の一部に使用するので、フードロス削減にもつながるいいことづくめの素材なんです。

弊社では、そんなライスレジン®を使ったクリアファイルのオリジナル印刷をはじめます。
そこで本ブログでは、ライスレジン®を使うメリットについて知っておきたい二つの重要ワード、バイオマスプラスチックカーボンニュートラルについてざっくりまとめてみました。

 


バイオマスプラスチックとは

簡単に表現すると植物などを混ぜ込んだプラスチックのこと。
日本バイオプラスチック協会のホームページによると、バイオマスとは「活用できる生物由来の再生可能な有機資源」とあります。トウモロコシなど穀物のイメージが強いですが、実はもっと幅広く、食物廃棄物、建築廃材、古紙、農作物非食用部などが使われているそうです。植物などを原料に混ぜることにより、その分の石油資源の使用量を減らすことができます。ライスレジン®は原料にお米を使用するので、バイオマスプラスチックに分類されます。
これとは別に、自然環境下で分解される生分解性プラスチックにも注目が集まっていますが、ライスレジン®は分解されません。バイオマス由来の生分解性プラスチックは「生分解性バイオマスプラスチック」と呼ばれ、これらバイオマスプラスチックと生分解性プラスチックをひっくるめてバイオプラスチックと呼びます。

 


カーボンニュートラルとは

もともとは「植物由来の燃料を燃焼してCO2が発生しても、その植物は成長過程でCO2を吸収しているため、ライフサイクル全体を見ると大気中のCO2を増加させず、CO2排出量の収支が実質ゼロになる」という考え方。
お米が原料のライスレジンの場合、お米が成長する過程でCO2を吸収しているため、廃棄されたライスレジン®製品を焼却処分する際に、CO2が排出されても大気中のCO2は増えず差し引きゼロになります。このようにCO2排出量を実質ゼロ実現にした社会を脱炭素社会と呼び、実現に向け世界中で様々な取り組みが始まっています。

 

いかがでしたか、クリアファイルの素材にライスレジン®などのバイオマスプラスチックを使用することで、CO2排出量の削減につながり、脱炭素社会実現に貢献できるというわけです。このことこそが、ライスレジンをクリアファイルに使うべき最大の理由です。

 


まとめ

ライスレジンはお米を原料の一部に使用したバイオマスプラスチック。

ライスレジンは使用する石油の量を少なくできる。

ライスレジンはカーボンニュートラルによりCO2排出量を削減できる。

 


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ライスレジン クリアファイル