今回は先般、池袋で開催されたプレミアム・インセンティブショー秋2023にて好評いただいた
軟質PVC製の新シリーズ「PVCステッチ・シリーズ」を紹介します。

ラインナップは３つ。

ペンケース
ポケットティッシュケース
ブックカバー(文庫サイズ)

シリーズ名の「ステッチ」とは、「縫い目」のこと。
2枚の生地を貼り合わせる溶着加工によってできる溶着痕という連続する凹みが、ステッチ（縫い目）のように見えることから、「PVCステッチシリーズ」と呼ぶことにしました。

どうですか？ぱっと見ステッチのように見えませんか？

これは「超音波溶着」という工法で溶着しています。
クリアファイルと同じ溶着方法です。

軟質PVCの溶着は「高周波溶着」という方法で行うのが一般的。
生地の切り口が均一に溶着されてすっきりとした感じに仕上がるのが特長です。
ビニール製品の溶着加工といえば大抵これです。

高周波溶着の場合、フチ部分の印刷が飛んでしまうのが少し残念なところ。

いっぽう超音波溶着の場合は、切り口は閉じられず連続した凹みが付きます。
これは溶着痕といって工法上できてしまうのですが、「PVCステッチ・シリーズ」では、この凹みを逆に縫い目のように見立て、見た目のアクセントにしたというわけです。

軟質PVCシートを超音波溶着で溶着するメリット

●縫製品のような感じに仕上がる
フチを溶着しないため、生地を重ね縫い合わせたような見た目に仕上がります。

●フチの色飛びが起こらない
溶着部分は印刷インキが飛ぶため見た目に影響しますが、フチへの溶着を避けることで端まで色飛びなく仕上がります。

●小ロットの別注製作に対応しやすい
別注製作する場合、打ち抜き用の木型製作が必要ですが、金型にくらべコストを抑えることができます。

製品ラインナップ
PVCステッチ・シリーズには現在３つのアイテムがあります。

■ペンケース

ペンの飛び出しを防止するかぶせ蓋＆スナップ。
5～6本のペンを収納できます。

■ポケットティッシュケース

ティッシュが露出せず清潔に使えるかぶせ蓋付き。
スリットがあるので取り出しやすい。

■ブックカバー（文庫サイズ）

手触りよく、しなやかなので本によくなじみます。
さまざまな本の厚みに対応するフリーサイズ。

いかがでしたか、本稿では軟質PVC製の新商品「PVCステッチ・シリーズ」のペンケース、ポケットティッシュケース、ブックカバーを紹介しました。
使用感や手触りなど実物を確かめたい方は、お気軽にお問い合わせください。

PVCステッチ・シリーズの詳細は→→こちら

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