抗菌印刷に使用するニスインキが最新の抗ウイルス・抗菌ニスに変わりました。
さらに安心の印刷物の提供が可能となります。
抗菌印刷に抗ウイルス効果をプラス。
抗ウイルス&抗菌でさらに安心の印刷物を提供します。
従来の抗菌効果に加え、抗ウイルス効果がプラスされました。印刷物の特定ウイルスを減少させ、清潔な状態を保ちます。抗菌効果に加え、新たに抗ウイルス効果と防カビ効果が加わり、より安心して印刷物を使用することができます。
抗ウイルス・抗菌印刷について
印刷物の表面に抗ウイルス・抗菌ニスを印刷することにより、抗ウイルス効果および抗菌効果を付与する印刷方法です。抗ウイルス・抗菌ニスにおわなインキUVクリーンガードを使用し、抗ウイルス・抗菌・防カビの3つの効果に加え、インキの臭いを抑制する臭気抑制効果を一度の印刷で実現。ウイルス感染対策が施された付加価値の高い印刷物を提供できます。
SIAAマークとは
SIAAマークは、会員が当協議会ガイドラインへの適合を自己責任において認証する「自己認証を表明するマーク」であり、かつ品質と安全性に関する情報が公開されていることを示す品質と安全性に関する情報開示マークです。SIAAマークは、SIAA会員以外は使用できないことになっており、またその表示方法等の運用については協議会の自主管理によって厳しい市場監視が行われています。
※当社登録番号が記載されたマークを表示可能です。
表示可能なSIAAマーク
当社登録番号が記載された抗ウイルス・抗菌・防カビのSIAAマークを印刷物に表示できます。
ご利用のガイドラインに沿って配置してください。
※表記の有無は任意です。1種のみの掲載も可能です。
抗ウイルス効果について
印刷物の表面の特定ウイルスの数を減少させ、清潔な状態を保ちます。印刷された抗ウイルスニスが剥がれないかぎり半永久的に効果が持続します。
【試験結果】
抗ウイルス性試験:プラスチック及びその他の非多孔質表面の抗ウイルス活性の測定
試験ウイルス:エンベロープ型ウイルス
測定 | 試験片 | 常用対数値 | ウイルス数(PFU/cm2) |
接触直後 | 無加工製品 | 5.99(Ut) | 977,237 |
24時間後 | 無加工製品 | 5.22(Ut) | 165.959 |
24時間後 | 抗ウイルスニス印刷 | 2.17(At) | 148 |
抗ウイルス活性値R:R=Ut-At
試験直後に約1,000,000個だったエンベロープ型ウイルスが、24時間後には無加工品でも約170,000個まで減少しましたが抗ウイルスニス印刷をしていた場合は約150個以下まで減少しました。
抗菌効果について
印刷物の表面の細菌の増殖を防ぎ、清潔な状態を保ちます。印刷された抗菌ニスが剥がれないかぎり半永久的に効果が持続します。
【試験結果】
試験菌①:黄色ブドウ球菌
※耐水区分のみ表記
測定 | 試験片 | 生菌数 |
接触直後 | 無加工製品 | 13,000 |
24時間後 | 無加工製品 | 400 |
24時間後 | 抗菌ニス印刷 | 1未満 |
●試験直後に約13,000〜14,000個だった菌が、24時間後には無加工品でも約400個まで減少しましたが抗菌ニス印刷をしていた場合は約1未満まで減少しました。
試験菌②:大腸菌
※耐水区分のみ表記
測定 | 試験片 | 生菌数 |
接触直後 | 無加工製品 | 12,000 |
24時間後 | 無加工製品 | 350,000 |
24時間後 | 抗菌ニス印刷 | 1未満 |
●試験直後に約12,000〜14,000個だった菌が、24時間後には無加工品で約350,000個に増殖していましたが、抗菌ニス印刷をしていた場合は約1未満まで減少しました。
防カビ効果について
印刷物の表面の特定のカビの生育を防ぎ、清潔な状態を保ちます。印刷された抗ウイルスニスが剥がれないかぎり半永久的に効果が持続します。
【試験結果】
カビ抵抗性表示
測定 | 耐光処理 区分1 | 耐水処理 区分2 |
無加工品 | 2 | 2 |
抗ウイルスニス印刷 | 1 | 1 |
耐水処理 区分2:水温50℃±5℃ 浸漬時間16〜18時間
耐光処理 区分1:キセノンランプ60W/㎡、10時間照射
表示 0: 肉眼及び顕微鏡下でカビの生育は認められない
1:カビの生育は肉眼で認められないが、顕微鏡下では認められる
2:カビの生育は試料面積の25%以内