エコだけじゃないSDGs。ユニバーサルデザインを忘れていませんか？

最近テレビやネットで見たり聞いたりすることの増えたSDGs。
SDGsとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称で、「誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標」を定めたものです。
前回のブログでは、エコ素材を使ったクリアファイルやマスクケースへの問い合わせが増えていることについて触れましたが、ノベルティや販促グッズの市場にもSDGsが広がり始めています。

前回のブログはこちらから↓↓↓

SDGsの波がやってきた？クリアファイルやマスクケースにもエコブームの兆し。

しかし昨今のSDGsムーブメント、国内では少々エコに偏った取り組みに見えるのは私だけでしょうか？
海洋プラスチックやマイクロプラスチック問題、そしてレジ袋有料化に伴うエコバッグの普及など、もともと注目されやすい分野なので、自分ごととして広く受け入れられやすいのだと思いますが、エコ以外にもジェンダーギャップの解消や貧困をなくしたり、住み続けられる街づくりなど17の目標と169にも及ぶターゲットがあり、単に環境保護のみを目的としているわけではありません。

そして持続可能な社会をめざすSDGsでは、年齢、性別、能力、人種、経済状況などの不平等をなくし、誰ひとり取り残さないことが求められています。これは、より多くの人にとって使いやすく設計された製品やサービスを提供する、ユニバーサルデザインの考え方と重なる部分があります。それゆえにSDGsの目標を達成するために、今後製品やサービスなどにユニバーサルデザインを取り入れる動きが一層強まる可能性があります。

環境に優しい製品づくりと同時に、より多くの人に使いやすい製品が求められるように。

企業のSDGsの取り組みが活発になると、生活者が商品を購入する際に、環境に優しいかどうか、環境保護に積極的に取り組んでいるかなどを基準に選ぶことが当たり前になるかもしれません。同様にユニバーサルデザインも、SDGsの目標達成のための取り組みとして認知が高まれば、商品を選ぶポイントのひとつになると考えられます。これからはエコフレンドリーだけでなく、人に優しい「ヒューマンフレンドリー」な製品が求められているのだと思います。

アピールすることで企業のイメージアップに。

SDGsは企業が取り組むと同時に、その取り組みを積極的に社内外にアピールしていくことで広く認知され、イメージアップや社員のモチベーションアップにつながります。また、SDGsが就活生の企業選びにも影響しているとの情報もあるなど、今後は人材確保にも企業の社会貢献に対する姿勢がより厳しく見られる時代でもあるようです。SDGsの取り組みのひとつにユニバーサルデザインを取り入れ、広くアピールしていけばより効果的ではないでしょうか。

ユニバーサルデザインを取り入れた啓発グッズの活用

ユニバーサルデザインの考え方を取り入れたグッズを使って、SDGsの取り組みをアピールするのはどうでしょう？
例えば弊社には、右ききの人だけでなく左ききの人にも使いやすい「ユニバーサルファイル」というクリアファイルの代替品があります。
指ぬき（指掛け）を右ききの人、左利きの人の両方に使いやすい設計のなので、一般的なクリアファイルと比較して特にデメリットは見当たらず、むしろメリットしかないというアイテムです。また、実用新案登録されているため類似品が少なくオンリーワンのノベルティとしても有効です。
その他にも、左ききの人にも使いやすい仕切り付きクリアファイル「ユニバーサルインデックスファイル」や、フタが大きく開いてマスクが入れやすい「ユニバーサルマスクケース」など、ひと工夫を加えた、より多くのひとが使いやすいと感じることのできるアイテムを「べんりプラス」シリーズとしてラインアップしています。

より多くの人に便利で使いやすいをコンセプトに開発した「べんりプラス」シリーズ