集める、見る、飾る~多様化する価値観でクリアファイルのあれが無くなった?!
日ごろ当たり前のように使っているものに、不変的というか昔から形の変わらないものってありますよね?
例えば弊社が印刷しているクリアファイルなんかがそう。
右上には指をかけやすいよう半円形に欠けた部分があって、下のほうにも小さな欠けがある。アレンジされた形状の派製品は数あれど、ごく一般的な最もベーシックなクリアファイルといえばその形だし、弊社が印刷しているクリアファイルの多くもそれです。
そんなクリアファイルの一部に、近ごろちょっとした変化が起きているのをご存知ですか?
普通のクリアファイルには必ず見かける、ある物が無くなっているんです。
クリアファイルは、文具業界ではクリアホルダーと呼ばれていますが実はこれらは同じもの。
穴あけ不要で書類をまとめておくのにとても便利ですよね。
昔は金や銀で箔押しされたクリアファイルをよく見かけましたが、 現在は全面カラー印刷されたものが中心。広告としてのポテンシャルが大幅アップして、使えるノベルティグッズの代表的な存在となっています。
さらにクリアファイルはキャラクターグッズとして人気を博します。アニメキャラクターやアイドルなどが印刷された数多くのクリアファイルが、物販のほかプレミアムグッズ(特典)として使用されています。 手にしたグッズを使わず保存するファンも多く、クリアファイルの場合は専用の収納ホルダーに入れたり、専用の額に入れて飾ったりするそうです。
クリアファイルは実用的なグッズとしてだけでなく、コレクションや鑑賞して楽しむための、いわゆる推し活グッズとしての価値が高まっているのです。
クリアファイルの新たな価値 = 収集・鑑賞
新たな価値を見出されたクリアファイルですが、もともとは見たり集めたりするものではなく書類を保管するためのもの。当然ながらそのために使いやすい形状をしています。
たとえば 指ぬき。 指かけとも言いますが、クリアファイルには必ずといっていいほど付いている半円形に切り取られた部分です。この指ぬきがあると、親指がかかり挟んだ書類が取り出しやすくなります。
さらにもうひとつ。指ぬきの下のほうに小さな欠けがあります。裂け止めといってクリアファイルをめくった時に、底辺にかかる力を分散させ溶着部分が裂けるのを防ぐために設けてあります。
指ぬき(指かけ)
裂け止め
いずれも本来の目的で使うにはあったほうがいいのですが、鑑賞用の場合は絵柄の一部が欠けないよう無いほうがいいわけです。
例えば市販されているアニメキャラクターのクリアファイルは、指ぬきのないものが多くなっています。裂け止めはあったりなかったり、位置を裏側に移し表側から見えないようにしたものもあります。 気付きにくい部分ですが、多様化するニーズに合わせクリアファイルも形を変えているんですね。
ちなみに弊社にはコレクション用・観賞用に特化した A4クリアファイル・指ぬきなしタイプ があります。
指ぬきと裂け止め全てを取り去った絵柄が欠けないクリアファイルです。
「裂け止めまで無くして大丈夫なの??」…という声が聞こえてきそうですが、そこはご安心ください。通常の使い方では溶着部分が裂けたり剥がれたりすることはありません。十分な強度と実用性も兼ね備えているんです。
ただしエコ素材(再生PPを除く)を使用する場合は溶着強度の関係で裂け止めが必要になる点だけご注意ください。
商品ページはこちらです!
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A4クリアファイル・指ぬきなしタイプ
さらに指ぬきのないクリアファイルは他にも!!
切り取るとクリアポスターに変身する
クリアポスターファイル
溶着部分を切り取って開くとクリアポスターに変身するクリアファイル(実用新案登録)です。
切り取りやすくするため小さなノッチ(切り欠き)がありますが、指ぬきはありません。
サイズバリエーションはA4(→A3)、A6(→A5)、A3(→A2)の3種。
クリアファイルがクリアポスターになるという発想はありそうでなかったんですよね。
こちらも推し活グッズにおすすめです。
溶着部分が切り取れるようになっています。
切り取りやすくするため小さなノッチ(切り欠き)があります。
クリアポスターに変身するクリアファイル
クリアポスターファイル はこちらのブログで詳しく紹介しています。